【追悼】ジャマイカン・レジェンド、トゥーツ・ヒバート

ジャマイカン・レジェンド、フレデリック“トゥーツ”ヒバート。1960年後半からトゥーツ・アンド・ザ・メイタルズを率いてた彼だが、1968年に放ったヒット・シングル「Do The Reggay」から「レゲエ」という名称が生まれたと言われるように、一つのサウンドとジャンルを確立した彼が、9月11日、ジャマイカはキングストンの病院で77歳で亡くなったとの知らせが入ってきました。

今年8月に約10年ぶりとなる新作スタジオ・アルバム『GOT TO BE TOUGH』を発表し、そのスピリットとアティテュードが少しも揺らいでないことを証明したばかりでしたが、この作品が残念ながら遺作となってしまいました。1960年代から自身の音楽を通じ、社会的、政治的なメッセージを常に伝えてきたトゥーツ・ヒバート率いるトゥーツ・アンド・ザ・メイタルズ。半世紀以上にも亘る歴史の中で、メンバー・チェンジを幾度か行いながら、ジャマイカのレゲエ/スカ/ロックステディ・シーンで確固たる存在感を示してきました。この最新作の中でも、ブルースやソウル、R&Bにファンク、ジャズ、レゲエ、そして西アフリカのグリオ(歴史などの口頭伝承の伝承者)など、彼の中に流れるクリエイティヴなルーツを反映させながら、現在様々な試練を抱える地球でどう生き抜き、成長していくべきかを説いています。

こちらはタイトル・トラックの「Got To Be Tough」
https://youtu.be/NHN02jV5ozU

ジャマイカン・レジェンド、フレデリック“トゥーツ”ヒバート。1960年後半からトゥーツ・アンド・ザ・メイタルズを率いてた彼だが、1968年に放ったヒット・シングル「Do The Reggay」から「レゲエ」という名称が生まれたと言われるように、一つのサウンドとジャンルを確立した彼が、9月11日、ジャマイカはキングストンの病院で77歳で亡くなったとの知らせが入ってきました。

今年8月に約10年ぶりとなる新作スタジオ・アルバム『GOT TO BE TOUGH』を発表し、そのスピリットとアティテュードが少しも揺らいでないことを証明したばかりでしたが、この作品が残念ながら遺作となってしまいました。1960年代から自身の音楽を通じ、社会的、政治的なメッセージを常に伝えてきたトゥーツ・ヒバート率いるトゥーツ・アンド・ザ・メイタルズ。半世紀以上にも亘る歴史の中で、メンバー・チェンジを幾度か行いながら、ジャマイカのレゲエ/スカ/ロックステディ・シーンで確固たる存在感を示してきました。この最新作の中でも、ブルースやソウル、R&Bにファンク、ジャズ、レゲエ、そして西アフリカのグリオ(歴史などの口頭伝承の伝承者)など、彼の中に流れるクリエイティヴなルーツを反映させながら、現在様々な試練を抱える地球でどう生き抜き、成長していくべきかを説いています。


アルバムではトゥーツ本人がホーンとプロデュースを手掛けているほか、ドラムスには同じくジャマイカン・レジェンドのスライ・ダンバー、ギターにはザック・スターキー、パーカッションにはシリル・ネヴィルが参加。またボブ・マーリーの「Three Little Birds」のカヴァーでは、ジギー・マーリーとのコラボレーションも収録されています。


レジェンドが遺した音楽とメッセージが込められたこの『GOT TO BE TOUGH』を聴きながら、謹んでご冥福をお祈りしたいと思います。

GOT TO BE TOUGH

品番:5053.860063
発売日:2020/08/28

01. Drop Off Head
02. Just Brutal
03. Got To Be Tough  
04. Freedom Train
05. Warning Warning
06. Good Thing That You Call
07. Stand Accused
08. Three Little Birds (feat. Ziggy Marley)
09. Having a Party
10. Struggle

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