道島塾長の”VIVA! 80's” -vol.46- ／新生イーグルス

道島です。大変ご無沙汰しております。

今回は明日10月16日に初のライヴ・アルバム『ライヴ・フロム・ザ・フォーラム　２０１８』をリリースする新生イーグルスについて、書きたいと思います。明日が発売日というのに、なんとなくイーグルス・ファンはかなり冷静に品定めしているのでしょうか。作品担当として、そんな雰囲気をひしひしと感じます。

確かにグレン・フライが2016年に亡くなった時に、ドン・ヘンリーも言ったように、バンドは終わったはずでした。しかし、新メンバー、ヴィンス・ギルとディーコン・フライが加入し、バンドは復活しました。そしてコンサートを再開し、2018年9月12日、14日、15日のロサンゼルスのザ・フォーラムの３夜のソールド・アウトのコンサートを収録したものが、今回リリースになる『ライヴ・フロム・ザ・フォーラム　２０１８』です。作品担当である私も当初は冷静でしたが、このライヴ映像を見て、考え方がすっかり変わりました。

思った以上にずっといい！　グレン・フライのカントリー・ロックの側面をヴィンス・ギルが引き継ぎ、バンドのリーダーとしてのレガシーをディーコン・フライが引き継ぐ。特にヴィンスは歌に、リード・ギターに大活躍です。そして歌もギターもいい味出してます。ヴィンスはグレンがコンサートでリードをとっていた味のある曲「いつわりの瞳」、「テキーラ・サンライズ」、「テイク・イット・トゥ・ザ・リミット」などを歌ってます。ディーコンは「テイク・イット・イージー」、「過ぎた事」など勢いのある曲を中心に歌い、うまく歌い分けしてます。

収録された26曲は、イーグルスの代表曲をすべて網羅した、ベスト選曲なので、曲の良さは変わらずで、そこはもちろん、ご安心いただけます。Blu-Ray、ＤＶＤは本当にクオリティーの高い映像ですので、ちょいと値は張りますが、ライヴ映像付がおすすめです。ぜひ騙されたと思って、手を伸ばしてみてください（笑）。道島が言っていたことの意味をご理解いただけると思います。

トレーラー映像はこちらです

https://www.youtube.com/watch?v=eXpNSqGQpC0