映画『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド』福岡のレコードショップ『LIVING STEREO』さんからコメントをいただきました。
関係者やファンの間で長年語り継がれた“ザ・スミスファンのラジオ局ジャック事件”に着想を得た珠玉の青春音楽映画『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド』。タイトルの「ショップリフターズ」、代表曲の「ゼア・イズ・ア・ライト」、「ディス・チャーミング・マン」、「心に茨を持つ少年」ほか、ザ・スミスの楽曲20曲以上が全編に散りばめられ、メンバーとの関係や、解散について語る若き日のモリッシーを見ることができるこの映画は現在絶賛上映中です。
映画に登場する若者の一人、ディーンはレコードショップの店員ですが、今回、九州は福岡にあるレコードショップ『LIVING STEREO』の竹内さんから映画のコメントをいただきました。ザ・スミスの大きなポスターが印象的な素敵なお店です。
「クレオ、ディーンが解散を知り心を痛めたTHE SMITHS。レコード店の店主が「陰気な音楽」と評した彼らをそう貶める音楽好きは今の時代には存在しません。派手さ、力強さが重要視された80年代のロックにおいて、ジョニーマーのギターを軸とした、シンプルながら儚く美しいメロディ。モリッシーのヴォーカルは、弱さや繊細さ、等身大の身から生まれる叙情的表現。一辺倒でない、ゴリマッチョのスーパーヒーローじゃなくても、ロックスターなんだって。彼らの音楽が、その後の90年代ブリットポップやオルタナティブロックの道を拓いたのは言うまでもありません。実働5年程度の活動なのに関わらず、これほどまでに聴き継がれる、語り継がれるバンドは今後誕生するのか?いや、きっと出現するはず。世界が聴き逃さないように、日々気をつけて音楽を探し聴いていきたいものです。」
LIVING STEREO 竹内 蒼輝
『ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド』は絶賛上映中です。
SHOPLIFTERS OF THE WORLD / ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド
12.3(金) TOHOシネマズシャンテ・渋谷シネクイントほか全国ロードショー
https://sotw-movie.com/
映画本編と合わせて映画に登場するザ・スミスの楽曲を集めたプレイリストもこちらからチェックしてみてください。
LIVING STEREO Music Bar & Record Store
2021年11月20日ミュージックバー兼レコードショップとして移転オープン。
McIntoshのアンプとJBLのスピーカーを備えた店内で、昼はコーヒーやコールドプレスジュースと共にレコードをお選びいただき、夜はこだわりの選曲と共にお酒をお楽しみいただけます。
鮮やかな青色の回転扉が目印のLIVING STEREO。
素晴らしい音楽の数々を楽しみにいらしてください。
LIVING STEREO Music Bar & Record Store
営業時間 13:00-0:00 木曜日定休
〒810-0022
福岡県福岡市中央区薬院二丁目18-10 KSマンション102
TEL 092-233-4574
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