あけましておめでとうございます。ワーナーのトラジャケ、ピックアップしてみました。

ワーナーミュージック・ライフをフォローいただいている皆様、
あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願い致します! 

今年は寅年、ということで、ワーナー取り扱い作品の中から、トラがジャケットを飾る作品をピックアップしたのでご紹介します!すべてデジタル配信で聴くことができる作品から選びましたので、ぜひ聴いてみてください!

スピード・グルー&シンキ『スピード・グルー&シンキ』

まずは日本を代表するトラジャケの、スピード・グルー&シンキ!70年代の日本のロックシーンを代表する、多国籍ヘヴィ・ロック・トリオの72年作の2ndアルバム(2枚組)です。一聴して脳内を占拠する音響的ヴォーカル、ずしりと重たいドラムと地を這い回るベースのリズム体、陳信輝の狂気極まるギターが渾然一体となり、とてつもなくヘヴィーでブルージーな唯一無比なサウンドを完成させた、日本ロック史に燦然と輝く名盤中の名盤です。


デュラン・デュラン『ペイパー・ゴッズ』

80年代にセンセーションを巻き起こしたデュラン・デュランによる、2015年にリリースされた通算14作目のアルバム。ナイル・ロジャースやマーク・ロンソンら超豪華なプロデューサー陣、ジャネール・モネイ、ジョン・フルシアンテ(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)などのゲスト・ミュージシャンを迎えた渾身作です。アルバム・カバーは、デュラン・デュランの過去の作品を象徴するアイコンでデザインされており、中央に配されたトラは、83年リリースの3作目、『セブン・アンド・ザ・ラグド・タイガー』を意味するものとなっています。


マイケル・フランクス『タイガー・イン・ザ・レイン』

ジャズやボサノヴァなどの要素を吸収しつつ、都会的なサウンドを聴かせる、“ミスターAOR” マイケル・フランクス。彼が1979年に発表したアルバム『タイガー・イン・ザ・レイン』のジャケットに、トラが描かれています。この絵はフランスの画家アンリ・ルソーによる1891年の作品「熱帯嵐のなかのトラ」そのもので、雨に濡れ色鮮やかになった熱帯雨林の植物が嵐の風に揺れる中、獲物に飛びかからんとする虎の様子が緻密な筆使いで描かれています。アルバムは全体的にもっとメロウな雰囲気ですが、不思議とこの絵がマッチして見えてくるから不思議です。


ウィルコ『エッセンシャル・トラックス 1994-2014』

ジェフ・トゥイーディ率いるオルタナ・カントリー・ロックを体現し、常に進化し続けるバンド、ウィルコが、2014年、結成から20年の節目にリリースしたベスト・アルバム。1995年の『A.M. 』から、2011年の『THE WHOLE LOVE』まで、ウイルコがこれまでリリースしてきた8枚のスタジオ・アルバムに加え、ビリー・ブラッグ&ウイルコ名義でリリースされた『MERMAID AVENUE』からも2曲収録されています。ジャケットはウィルコはもちろん、数々のミュージシャンを撮影してきた写真家のゾラン・オーリックによるもの。


ベティ・ブー『マイ・フェイヴァリット・ブー(Grrr! It's Betty Boo)

ちょっと変化球でトラの被り物をあしらったジャケットのこの作品は、1990年にイギリスでTOP10ヒットを放った初の女性ラッパーとなり、同年リリースしたファースト・アルバムがイギリスでプラチナ・アルバムとなった、ベティ・ブーの92年リリースのセカンド・アルバム。コミックのキャラクター名でアーティスト活動をしていましたが、本名のアリソン・クラークソンではソングライターとしても活躍し、数々のヒットを放っています。今年はベティ・ブーとしてイギリスのフェス・ツアー「Let's Rock – The Retro Festival」に参加予定とのことです。


オホス・デ・ブルッホ『テチャリ・ライヴ』

 最後はスペインから。バルセロナで生まれ、フラメンコをベースとしながら、ヒップホップ、ファンク、レゲエ、ラテンやインド音楽などの要素を大胆に取り入れたバンド=オホス・デ・ブルッホのライヴ・アルバムです。第8回ラテン・グラミー賞で最優秀フラメンコアルバム賞を受賞した、バンドの最高傑作と言われる作品『テチャリ』を引っさげ敢行したバルセロナでのライヴを収めた作品で、総勢20名のバンドによる圧巻のパフォーマンスは必聴! 


以上、おすすめのトラジャケ・アルバムを集めてみました!

ぜひこのお正月は虎ジャケでお楽しみください!

それでは皆様、良いお正月を!

Warner Music Life

輸入盤CD・紙ジャケ・再発カタログ情報を中心としたワーナーミュージック・ジャパン運営の大人向け洋楽ポータルサイト

0コメント

  • 1000 / 1000