道島塾長の”VIVA! 80's” -vol.10- / マイケル・マクドナルド
道島です。今週はニュー・アルバム『ワイド・オープン』をリリースしたばかりのマイケル・マクドナルドを取り上げます。マイケルと言えばブルー・アイド・ソウルという言葉がぴったりとくる素晴らしいシンガーですね。
この作品はR&Bテイストの「ファインド・イット・イン・ユア・ハート」やロベン・フォードのギター・ソロが素晴らしいブルース・ナンバー「ジャスト・ストロング・イナフ」など、聴きどころ多数です。マーカス・ミラー他ゲスト・ミュージシャンも豪華です。今、評判の一枚ですので、ぜひご一聴を。
マイケルはもちろん、後期ドゥービー・ブラザーズのフロントマンとして、数々のヒットを放ち、中でも「ホワット・ア・フール・ビリーヴス」は全米シングル・チャート1位を記録しています。ソロになったあともシングル「アイ・キープ・フォゲッティン」が全米シングル・チャート4位になっています。この2曲は個人的にも大好きです。この2曲も入った、キャリアを総括した『アルティメイト・ベスト』は個人的にも愛聴盤です。
マイケル・マクドナルド「アルティメイト・ベスト<ヨウガクベスト1300 SHM-CD>」
2017.05.31 発売
¥1,300+税/WPCR-26216
ちょっと脱線しますが、私の企画したエリック・ベネイのカヴァー・アルバム『フロム・E・トゥ・ユー(Vol.1)』でも、エリックに「ホワット・ア・フール・ビリーヴス」を取り上げてもらっています。このアルバムはエリックがAORやエイティーズのヒットを彼の解釈でカヴァーしています。こちらもぜひお聴きいただきたい1枚です。
発売中
¥2,200+税/WPCR-15644
マイケルは、残念ながら来日が中止になったばかりのドナルド・フェイゲンとボズ・スキャッグスと、ザ・デュークス・オブ・セプテンバーとして、来日公演を2012年に行いました。来日公演、素晴らしかったですね。DVD化もされていますが、これもなかなかいいんです。ちょっとマイケルは高音が辛そうですが(笑)。
スティーリー・ダン・バンドのジョン・ヘリントンのギター・ソロも堪能できます。
ところでみなさん、マイケル・マクナドルドのニック・ネーム知ってますか? ニック・ネームはホワイト・ライトニング(白い稲妻)ですよ。
ドナルド・フェイゲンがマイケル“ホワイト・ライトニング”マクドナルド“って何度もライヴで紹介するんですよ。巨人軍の松本選手は青い稲妻でしたけどね。白い稲妻ですよ。覚えておいてくださいね(笑)。
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