道島塾長の”VIVA! 80's” -vol.11- / ジャクソン・ブラウン
道島です。今週は現在、来日公演中のジャクソン・ブラウンです。
ジャクソンというとやはり名盤が多い70年代の印象が強いアーティストですが、82年に映画『初体験リッジモント・ハイ』の主題歌「サムバディズ・ベイビー」が7位を記録しています。フィービー・ケイツのお胸が拝めるという、青春学園ムービーですが、この曲はテーマ曲的な扱いで印象的に映画の中で流れます。
相当ばかばかしい映画なのですが、エイティーズってこんな時代だったよねと思い出に浸れる映画なので、ご興味のある方は是非。生真面目な印象の強いジャクソンですが、ちょっとこの曲はなんかゆるーい感じが好きなんです。
私がジャクソンの音楽にしっかり向き合うことになったのは、ワーナーに入社してからです。93年に「アイム・アライヴ」をリリースして、当時の担当は私の先輩、竹内さんでした。
私はプロモーション・マンだったのですが、TV特番を作ったり、一生懸命プロモーションをした記憶があります。
また96年にアルバム『ルッキング・イースト』の際の来日時は、私の先輩の西村さんがご担当されていましたが、どさくさに紛れて、サインまでもらってしまいました。
「このアルバムが好きなんです」と言って『レイト・フォー・ザ・スカイ』を差し出すと、「そういう人が多いね」というようなことを言いながら、サインを書いていただいたような記憶がございます。
『アイム・アライヴ』の時期に制作されたドキュメンタリー・ビデオ『ゴーイング・ホーム』も素晴らしい内容で、いまだに何度も何度も見返します。
やはりプロモーションをしていたこともありますが、この時代のジャクソンの曲に一番思い入れがあります。
今回の来日でも、この時代の曲をよく取り上げていましたし、ソニーから来日記念盤として、リリースされたアルバムにも、多くの曲が取り上げられています。このアルバムも本当に素晴らしいライヴ・アルバムでした。
ライヴを見ると、ジャクソンと日本のファンの特別なつながりを感じます。素晴らしい音楽だけでなく、人間性を含め、日本のファンにとって、ジャクソンは特別な存在なんですよね。
私にとっても、特別な存在です。
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