道島塾長の”VIVA! 80's” -vol.12- / ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース
道島です。今週は現在日本をツアー中のヒューイ・ルイス&ザ・ニュースを取り上げます。
11/22(水)に行われた特別公演『ALL THE HITS』をBunkamuraオーチャードホールで観戦してまいりましたが、「ハート・オブ・ロックン・ロール」に始まり、アンコール最後の「ワーキン・フォー・ア・リヴィン」まで、まさにヒット曲のみのライヴで、80年代に青春時代を過ごした私は、約90分のショウを堪能いたしました。
あまり、知られておりませんが、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースはエレクトラ・レコードに移籍し、彼らが影響を受けたアメリカ音楽をカヴァーしたアルバム『バック・トゥ・ザ・ルーツ~グレート・アメリカン・ソングス・トリビュート』を94年にリリースしています。
アルバムの担当をしておりましたのは、私の大先輩、竹内さんで、私は当時ワーナーに入社したばかりでラジオの宣伝をしておりました。90年代はラジオで多く曲をかけてもらうことが大事でしたので、当時の1stシングル「サム・カインド・オブ・ワンダフル」を一所懸命にプロモーションしました。この曲は、オリジナルはソウル・ブラザーズ6で、グランド・ファンクのカヴァーがヒットしたので有名です。
とにかく、この曲をかけてもらうために、東京のラジオ局をまわり、“古き良き時代のアメリカ”にひっかけて、ラジオの選曲をしているディレクターの皆様やDJの皆様に、ドーナツとコーヒーをふるまったのは良き思い出です。
今回のライヴでも、アカペラのコーナーがあったのですが、このアルバムにも収録されていた「リトル・ビティ・プリティ・ワン」を取り上げていました。
さらに、こちらもあまり、知られておりませんが、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースには2004年12月にカリフォルニアで行なったライヴ『Live At 25』がございます。
こちらもヒット曲満載の、これぞまさにグレイテスト・ヒッツ・ライヴ! パワー・オブ・ラヴ ('85年 全米第1位)、ヒップ・トゥ・ビー・スクウェアー ('86年 全米第3位)、ハート・オブ・ロックン・ロール ('84年 全米第6位)、いつも夢みて ('84年 全米第6位)、すべてを君に ('87年 全米第6位)等、全16曲収録です。この機会によろしければ、お聴きになってみてください。
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