オーティス・レディング、1967年12月7日に生前最後の録音を行う
今からちょうど50年前の今日、1967年12月7日、オーティス・レディングはメンフィスで生前最後の録音を行った。
その中の1曲「ドック・オブ・ザ・ベイ」は、死後全米ポップとR&Bの両チャートで1位を記録、日本でも相当な人気を博した。
曲を書いたのはオーティス自身とギタリストのスティーヴ・クロッパー。
オーティスはライヴで訪れたサンフランシスコのボートハウスで曲のアイデアが浮かんだという。
「湾のドックに腰かけて船舶の往来と波を眺めていた男」とはまさにオーティスであるとクロッパーは言う。
録音から三日後、ツアーのバック・バンドを務めていたバーケイズとオーティスを乗せたビーチクラフト機は暴風雨の中ウィスコンシン州モノナ湖に墜落、バーケイズのメンバー一人以外全員死亡した。いまでも「ドック・オブ・ザ・ベイ」を聴くといやでもそのことを思い出す。
26歳のオーティス最後の歌声はあまりに悲しすぎる。エーメン・・・
(宮治淳一)
<Warner Music Japan オーティス・レディング オフィシャルページ>
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