道島塾長の”VIVA! 80's” -vol.16- /ポール・ウェラー
道島です。今週はポール・ウェラーです。
来日公演が終わったばかりですが、昨日、EX THEATER ROPPONGIで人生初めて、私はポール・ウェラーのライヴを拝見しました。私は80年代にスタイル・カウンシルはよく聴いておりましたが、あまり良いポール・ウェラーの聴き手ではありません。
集まったお客様は私と同世代のアラフィフ世代が多く、ソロ、ジャム、スタカンとキャリアを通してプレイする彼に喜んで身を任せるという感じでライヴを楽しんでいたのが印象的でした。矢継ぎ早に楽曲を淡々とプレイするスタイルや、オーディエンスとの関係が、私はどことなくエリック・クラプトンのライヴに似ているなと思いました。
もちろん、いくつかのソロのナンバーやジャムのナンバーはもちろん私も知っているので、楽しみましたが、やはりスタカンの3曲「マイ・エヴァ・チェンジング・ムーズ」、「エヴァ・ハッド・イット・ブルー」、「シャウト・トゥ・ザ・トップ」は聴けて良かったですね。85年のライヴ・エイドのステージでは元気いっぱいに飛び跳ねてましたが、今回はアレンジもぐっとソウルっぽく、大人な感じでしたね。
ライヴの途中では「ジュン・サトウは俺がレコード契約がないときに、日本で契約してくれた」というような泣かせるコメントをしてくれて、それもよかったですね。佐藤さんはワーナーミュージックの大先輩で、ポニー・キャニオンに移った後に、ポール・ウェラーのソロ・アルバムを担当されています。 まだまだロックするポールのニュー・アルバム「ア・カインド・レヴォリューション」もぜひお聴きになってみてください。
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