道島塾長の”VIVA! 80's” -vol.17- /デイヴィッド・フォスター

道島です。今週も1月24日に発売になった「デイヴィッド・フォスター・ワークス」のリリースを記念し、デイヴィッド・フォスター関連のお話しです。

今回はデイヴィッド・フォスター・ワークスに収録されていて、世界初CD化ではないものの、現在CDでは入手がきわめて困難なアーティストの楽曲の紹介です。


デイヴィッド・フォスターといえば、このコンピレーションにも収録されているアース・ウインド&ファイアーのプロデュース曲が大ヒットしたように、R&Bアーティストとの相性も抜群です。そして、今週取り上げるのはサイーダ・ギャレットの「エヴァーチェンジング・タイムズ」です。

正直、中田さんの選曲で知るまで、この曲の存在を知りませんでした。

“この曲がCDで聴けるのもかなり珍しいのではないだろうか? クインシー・ジョーンズの秘蔵っ子としても知られたサイーダ・ギャレットが1987年にシングルで発表した作品だ。作曲はバート・バカラック、キャロル・ベイヤー・セイガー、ビル・コンティの3人で、フォスターはバカラック&セイガーと共にプロデューサーの1人にクレジットされている。

映画『Baby Boom』のテーマになっているがその映画のサントラ盤が存在せずシングルのみの発売。しかもR&B40位、AC30位とランク・インしたが全米チャートには入れず、知る人ぞ知る1曲になっていた。自分の知る限りでは1996年にWarnerから出たコンピ『Love Jams Volume Two』に入っている程度だが、アレサ・フランクリン&マイケル・マクドナルドがこの曲をカヴァーしているので、曲自体は比較的よく知られている。“

(中田利樹氏解説より)


サイーダ・ギャレットというと、クインシー・ジョーンズの秘蔵っ子で、マイケル・ジャクソンと「キャント・ストップ・ラヴィング・ユー」でデュエットし、「マン・イン・ザ・ミラー」でも共演というのが有名なので、フォスターさんが関わっていたというのは、なかなか興味深いです。


マイケル・ジャクソンがらみで言いますと、キャロル・ベイヤー・セイガーの「恋をしましょう」もマイケルのファンは、アルバム『オフ・ザ・ウォール』に入っていたので、マイケルへの書き下ろしの楽曲と思っていた方が多かったかもしれません。

このキャロル・ベイヤー・セイガーのヴァージョンは極めて上品な感じですが、とってもファンキーな名曲ですよね。



<デイヴィッド・フォスター オフィシャルページ>

https://wmg.jp/artist/davidfoster/


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