道島塾長の”VIVA! 80's” -vol.21- /シカゴ

道島です。

今週は4/25に未発表のライヴ・ボックス・セット『シックス・ディケイズ・ライヴ(ディス・イズ・ホワット・ウィ・ドゥ)』をリリースするシカゴを取り上げます。 


結成50周年を越え、今なお現役バリバリで活動中です。

今回のライヴはすべて未発表。このアルバムから、1969年のパリ公演の「長い夜(原題25 Or 6 To 4)」がすでに公開となっています。

ホーンが吹き荒れ、テリー・キャスのギター・ソロが炸裂する、これぞブラス・ロック・バンドという名演であり、シカゴが大きくはばたくきっかけとなり、全米チャートの4位となった大ヒット曲です。 

シカゴといえば、エイティーズ・ファンとしては、やはりデイヴィッド・フォスターがプロデュースしたアルバムの16,17,18の3作のイメージが強いですね。

そして、エイティーズ・ファンはご存知のように、「長い夜」は、デイヴィッド・フォスターのアレンジにより、1986年に新録されています。

ヴォーカルは、ピーター・セテラから交代したジェイソン・シェフです。いろいろご意見もあるかと思いますが、フォスター先生のお仕事ですから、これはこれでまた味わい深い仕上がりです。

ちなみに、この曲もシングル・カットされ、全米で48位になっています。 

さらに、1995年には、モトリー・クルーのヴィンス・ニールが「長い夜」をカヴァーしていました。これは日本盤『カーヴド・イン・ストーン』のボーナス・トラックに収録されていました。

これはオリジナルのヴァージョンに近いアレンジでした。このハード・ロック・ヴァージョンもなかなかよいです。 




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