【新コーナー】トラヴェリング・ウィルベリーズ【F’s GARDEN -Handle With Care- Vol.1】

さて、今回から「F's GARDEN」というコーナーを始める事になりました。

コーナー名の由来は後々機会がありましたらご説明させていただけたらと思いますが、この連載では、主に洋楽の今までの数多くのヒット曲から、語り継がれるであろう往年の名曲・アルバムなどを音楽業界の中の様々な職種で働かれいる方々にライターさんとして、それぞれの角度や思いで紹介してもらいながら、皆さんが知らない曲、知っていても埋もれてしまっている曲を再発見してもらったり、新たな興味を持ってもらうきっかけになれたら、という想いからこのコーナーをスタートしようと思いました。

これから毎月1日、15日公開でリレー形式でお届けしていきます。


それでは、スタートいたします!

お楽しみください!



<F's GARDEN -Handle With Care- 第一回:DAILY HOWL>


若い時は気に留めてないが歳を取るにつれわかる

限りがあるからこそ命は美しく哀しいんだと 

[ トラヴェリング・ウィルベリーズから学ぶDAILY HOWLの勝手な格言 ] 


ふむ、人知れずしれっと始まりましたワーナーミュージックのブログリレー トップを務めさせて頂きますDAILY HOWL(デイリー・ハウル)と申します。

単なるビートルズ(特にジョン・レノン)が好きな野良犬みたいな人間です。


このブログはある日、ワーナーミュージックで働く私の親友から 洋楽(特に過去の名盤など)をもっと沢山の人に知ってもらうために 誰かブログを書ける人がいないだろうかという軽い相談を受けた事からスタートしています 。

「そんなのいっぱいいるよ!」なんて言いながら 気心知れた日々の飲み仲間を中心にのんびりと幅広く声かけをしていたら いつのまにか6人の仲間や諸先輩方がやってくれる事になりました。

そして、率先して声かけをしていた自分も途中から書く事に… つまるところ、そんな始まりです。 


自分にとってワーナーミュージックの洋楽と言えば先ずはビートルズのジョージ・ハリスンが 中心となって結成された覆面バンド、トラヴェリング・ウィルベリーズ以外には 考えられないので勿論1発目はこのバンドの魅力をご紹介させて頂ければと思います。


Traveling Wilburys「The Traveling Wilburys Collection」

トラヴェリング・ウィルベリーズのメンバーは 、、、

• ジョージ・ハリスン(元ビートルズ) 

• ジェフ・リン(エレクトリック・ライト・オーケストラ) 

• ボブ・ディラン 

• トム・ペティ 

• ロイ・オービソン 

という笑っちゃうぐらいの凄まじい布陣。

元々はジョージ・ハリスンが自分のレコードのB面に曲が必要になり 仲間に声かけをしていたらこんな凄い事になっちゃったという流れ。


皆、所属レコード会社も違っていたため全員がサングラスをして 実名も公表せず、ウィルベリー姓の兄弟という設定で わちゃわちゃと、とても楽しそうなアルバムを2枚残しています。


トラヴェリング・ウィルベリーズの最初に出来たシングルに 「ハンドル・ウィズ・ケア」という代表曲があります。レコード会社の垣根を軽く超えて皆とんでもなく楽しそうです。


The Traveling Wilburys「Handle With Care」

おこがましくも個人的な希望でこのブログのサブタイトルには 「ハンドル・ウィズ・ケア」というネーミングを入れさせてもらいました。

集まったライターそれぞれが働いている職場も環境も超え、 まずは自分自身が楽しみながらこのトラヴェリング・ウィルベリーズのように ワーナーミュージックの洋楽の魅力を発信していけるようにという願いを込めています。

それから6人は皆いずれもハンドル・ウィズ・ケア(意味:取扱注意)な ブッ壊れ属性の人達ばかりなので、そんなダブルミーニングでもあります。


ブログの趣旨としては洋楽の旧譜カタログ作品を中心に紹介していく事になりますが 個人的には洋楽も邦楽も関係無いと思うし新譜も旧譜も関係無い、 むしろ発売された作品は全て旧譜ではないだろうかというか、単純に良いものは良いものとして 皆自分のアンテナで日々幅広くいろんな音楽に触れてほしいと、1音楽ファンとして常に思っています。


音楽は心を豊かにする最強のツール

様々な音楽が好きな人達とあーでもない、こーでもないと 楽しい時間を過ごせたらと思っています。


…話の方向がどっかへいっちゃったところでそろそろ終わりにします。


このブログが読んでくれた人にとって ちょっとばかりのブレイクタイムになりますように。

ではまた次の機会に。



<おまけ >

「ジョジョの奇妙な冒険」から紐解く洋楽入門 

 

第4部「ダイヤモンドは砕けない」から 矢安宮重清(やんぐう しげきよ) 通称:重ちー(しげちー) スタンド「ハーヴェスト」の使い手 やんぐうという苗字とスタンド名の「ハーヴェスト」の元ネタが このニール・ヤング『ハーヴェスト』。 

ニール・ヤング「ハーヴェスト<リマスター>」

発売中

¥1,714+税/WPCR-75490


町中の小銭やクーポン券などを拾い集めてこれる全スタンド中トップクラスの 実用性の高い群体型スタンド(それでいて戦闘能力も高いのも特徴)。

作者の荒木先生はハーヴェストが“収穫”という意味を持つ事から着想を得てこの能力にしたのか、 あるいはこの能力のネーミングを考えていて最終的にハーヴェストに落ち着いたのか いずれにしろアイデアが想像の斜め上過ぎてステキです。


更に全米No.1に輝いたアルバム収録曲「Heart of Gold(邦タイトル「孤独の旅路」)」。

これはジョジョ第4部のラストでジョセフ・ジョースターがエピローグ的に語る 名セリフの中にある「黄金の精神」の語源だと推測されてもいます。


全体的にカントリー風味で少し寂しい味わいのあるニール・ヤングの名作『ハーヴェスト』 なんとはなしに帰らぬ人を想う杜王町の人達の切なる胸中のようにも感じます。

4部ファンの皆様、このアルバムからニール・ヤングの奥深い魅力に ハマってみては如何でしょうか。 

DAILY HOWL

ただのジョン・レノン好き 

Warner Music Life

輸入盤CD・紙ジャケ・再発カタログ情報を中心としたワーナーミュージック・ジャパン運営の大人向け洋楽ポータルサイト

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