シカゴがお得!【今週の特選アルバム~今だけプライス!】
45年前の今日、シカゴの3度めのジャパン・ツアーが実施されました。
そこで今週は、1975年発表の、シカゴのライヴ・アルバムをピックアップしました。
1967年にシカゴで結成され、69年にデビュー、70年「長い夜」が大ヒットしその人気を決定づけたシカゴ。その翌年日本武道館を含む初の来日公演を行い、以降3年連続で日本公演を行っています。1973年のツアーは、4/6に北海道厚生年金会館で幕を開け、日本武道館二日間、その後広島、福岡、京都、名古屋、大阪と、7都市11公演という大規模なものでした。
このツアーが結成メンバーの7人が揃った最後の来日で、4度目の来日公演はこの11年後。このときライヴに行った方は、非常に貴重な体験をしたことになります。ビートルズの「マジカル・ミステリー・ツアー」のカバーでスタート、アルバム『シカゴV』を中心としたレパートリーだったようです。
今回取り上げたのは1972年のツアーで3回行われた大阪でのライヴを収めた作品。もともとは日本のみでのリリースでしたが、後にアメリカほか世界リリースされています。8トラックのレコーダーを2台並べて16チャンネルで録音したというサウンドは、ステージ上の楽器の配置を臨場感たっぷりに再現してくれており、鋭く襲いかかる3連ブラス、この6年後不慮の死をとげるテリー・キャスのギター、ロバート・ラム、ピーター・セテラの若き歌声、そのすべてが素晴らしいクオリティで記録されています。「ロウダウン」と「クエスチョンズ67/68」は日本語歌詞で披露するというサプライズもあり、シカゴがAOR/バラード路線へと舵を切る前の、社会派のブラス・ロック時代のパワーをたっぷりと感じさせてくれる作品です。
さてシカゴはちょうど本日、ライヴ作品『シックス・ディケイズ・ライヴ(ディス・イズ・ホワット・ウィ・ドゥ)』をリリースしています(国内盤は4/25発売)。CD4枚とDVDのセットとなる本作は、Disc1と2に、1970年8月28日のワイト島フェスティバルでのパフォーマンスを収録、Disc3と4には、50数年にわたる活動から選ばれたライヴ・パフォーマンスを収録。そしてDVDには1977年2月12日に行われたドイツのTV番組、ロッカパラストでのライヴを収録。CDはいずれも初公開の音源ばかりで、ぜひこの作品もチェックしてみてください。
【シカゴ オフィシャルページ】
シカゴ『ライヴ・イン・ジャパン』
デジタル・アルバム通常価格 1,600円
1週間限定(4/6-4/12)価格900円
■ダウンロードはこちらから
(PC/iOS → iTunesへジャンプします)
※セールは諸事情により予告なく終了する場合もございます。
ご了承ください。
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