今週の特選アルバム~今だけプライス!ミシェル・ンデゲオチェロ『プランテーション・ララバイ』

ワーナー洋楽デジタル・アルバムのウィークリーセール♪
題して「【Warner Music Life】今週の特選アルバム~今だけプライス!
★第189回(01/13-01/19)★

ミシェル・ンデゲオチェロ『プランテーション・ララバイ』
今回は来週に来日公演を控えるミシェル・ンデゲオチェロをピックアップ。彼女が1993年にリリースし、その驚くべき才能を露わにしたデビュー作、『プランテーション・ララバイ』をセレクトしました。ベルリンに、サックス奏者の父のもと生まれたミシェルは、ハイスクールからワシントンDCに移り、バンド活動をはじめました。やがてマドンナが主宰するレーベル「マヴェリック」の目に止まり契約、レーベル第1弾アーティストとしてリリースしたのが、この『プランテーション・ララバイ』です。彼女がこのアルバムで披露した、ジャズ、ファンク、ロック、ヒップホップを融合したスタイルは大絶賛を受け、ミュージック・シーンに大きな衝撃を与えました。セールス的には超ロングテールで、全米アルバムチャートで記録した最高位は166位、しかもリリース後半年以上もたってからでしたが、クロウト筋のウケはすこぶるよく、女性ベーシストとして初めて米ベース・ギター誌の「ベーシスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞したほか、ローリング・ストーン誌の1994年のブライテスト・ホープに選ばれるなど、多くのメディアや評論家からの絶賛を集め、そして1995年のグラミー賞では、Best R&B Album含む3部門へのノミネートを果たしました。ジョシュア・レッドマン、ワー・ワー・ワトソン、デヴィッド・ギャムソンといった名だたるミュージシャンをこの新人アーティストのために集めたマヴェリックもあっぱれなら、当のド新人のミシェルは連名でプロデュースまでも手掛けその才能をぶちまけ、マドンナのレーベル第1弾としてマドンナの審美眼の正しさを世界に知らしめる重要な役割を見事に果たしました。いまR&Bヒストリーを振り返ったときに、この作品はディアンジェロやエリカ・バドゥ、ローリン・ヒル、マックスウェルらに代表される「New Soul」のムーヴメントの先駆け、という立ち位置のようですが、93年当時のシーンのリアクションはもっともっとジャンルを超越していました。ファンキーなリズム、伝統的なR&Bのコーラスワークと洗練されたラップ、UKアシッド・ジャズ勢とは一線を画すサウンドプロダクション。発売から20年以上経つ作品ですが、その強烈な個性ゆえ逆に時代性はもはや希薄で、もしこの作品が無いまま21世紀を迎え、今日この作品が発売されたなら、同じように絶賛を集めていたのではないでしょうか。筆者はこの作品のリリース当時宣伝を担当しており、彼女が来日した際にラジオのインタビューを行おうとしたところ、約束の時間に登場せず、自由すぎる彼女は結局取材に現れず大変だった思い出がありますが、ンデゲオチェロとはスワヒリ語で「鳥のように自由に」。酉年の幕開けに、そんな彼女の来日公演が行われます!公演情報2017年1月17日(火)ビルボードライブ大阪 問:06-6342-77222017年1月18日(水)ビルボードライブ東京 問:03-3405-1133☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 【Warner Music Life】今週の特選アルバム~今だけプライス! ミシェル・ンデゲオチェロ『プランテーション・ララバイ』 デジタル・アルバム通常価格 1,600円1週間限定(01/13-01/19)価格900円ダウンロードはこちらからhttp://wmg.jp/w/m/3076(PC/iOS → iTunesへジャンプします)☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆※セールは諸事情により予告なく終了する場合もございます。ご了承ください。

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