ジョージ・カックルはかく語りき ~ あのころの素晴らしきレコード盤たち ヴァン・ヘイレン 「ジャンプ」 No. 2
「<ジャンプ>が出たころはもうMTVが大全盛で、どこに行ってもMTV。友達の家、バー、レストランに行けば間違いなくMTVが流れてたね。ラジオが可愛そうに思ったよ。その中でも<ジャンプ>は年がら年中かかってた。へヴィメタとかハード・ロックの連中は、突っ張ったイメージがあったけどヴァン・ヘイレンは違ってた。エディ・ヴァン・ヘイレンがカメラに向かってニコニコ笑いながらギター弾くんだよ。それまでのハード・ロックのギターはみんな難しそうな顔して弾いてるわけ。エディはキーボードも楽しそうに弾いていた。それが新鮮だったね。それとヴォーカルのデイヴ・リー・ロス。彼が、ジャンプ!と叫ぶとき本当にジャンプしてるのね。あいつ本当に運動してるんだなあ、と感心したよ。そのとき、ロックもアクロバットだと思った。彼らはエンタテイナーだった。MTVの時代はどう映るかがキーでヴァン・ヘイレンはMTVをうまく使っていた」
(ジョージ・カックル談)
シングル「ジャンプ(Jump)」(Warner Bros. 29384)
1983年12月21日に米国で発売されたヴァン・ヘイレン8枚目のシングル。
全米シングル・チャート1位(5週)
全英アルバム・チャート7位
【日本盤】
【フランス盤】
【ブラジル盤】
アルバム『1984』(「ジャンプ」収録)
1983年12月26日に米国で発売されたヴァン・ヘイレン6枚目のアルバム。
プロデュース:テッド・テンプルマン
録音:5150スタジオ、ハリウッド
全米アルバム・チャート2位
全英アルバム・チャート15位
【ヴァン・ヘイレン オフィシャルページ】
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