イエス、名盤達がサウンドの魔術師スティーヴン・ウィルソンによるリミックスとロジャー・ディーンによる新装ジャケットの6枚組180グラム重量盤アナログ・ボックスで登場!
2017年にロックの殿堂入りを果たし、今年結成50周年という記念すべきアニバーサリー・イヤーを迎える究極のプログレッシヴ・バンド、イエス。
この記念すべきタイミングで、今やロック・シーンのクラシック・アルバムとも言える彼らの5枚のアルバムが、サウンドの魔術師にしてプログレッシヴ・ロックの伝道師、スティーヴン・ウィルソンの手によるリミックス音源となって登場!
今回6枚組180グラム重量盤アナログ・ボックス・セット『YES: THE STEVEN WILSON REMIXES [180GRAM 6LP VINYL BOX]』として収録されることとなったのは、1971年の『THE YES ALBUM(邦題: サード・アルバム)』、同じく1971年発表の『FRAGILE(邦題: こわれもの)』、1972年発表の『CLOSE TO THE EDGE(邦題: 危機)』、1973年の2枚組アルバム『TALES FROM TOPOGRAPHIC OCEANS(邦題: 海洋地形学の物語)』、そして1974年発表の『RELAYER(邦題: リレイヤー)』という、彼らが1971年から1974年の間に発表した名盤5作品。それぞれのアルバムをスティーヴン・ウィルソンが新たにリミックスした新装版として収録されている。
スティーヴン・ウィルソンによるリミックスは、今までBlu-ray Audio/DVD Audioのフォーマットで発表されていたのみとなっているため、アナログ化は今回のボックス・セットが初となる。
このボックス・セットに関してさらに特筆すべき点は、もはやイエスの代名詞とも言えるロジャー・ディーンによるアートワークだ。このボックス・セットのために書き下ろされた新たなアートワークを使用しているほか、各アルバムのジャケットも今回の新装版音源に伴い、それぞれ新たな絵柄が使用されているのだ。『CLOSE TO THE EDGE』と『TALES FROM TOPOGRAPHIC OCEANS』は全く新しいコンセプトを持つジャケットが採用されており、残りの3作品に関しても、新たにアレンジが施されたジャケットが採用されているのだ。
★★収録作品★★
「THE YES ALBUM / サード・アルバム」
ピーター・バンクスが脱退し、壮絶技巧ギタリストのスティーヴ・ハウが加入してからの1作目。 ロック界では著名なエンジニア、エディ・オフォードが共同プロデューサーとして加わり、この後に開花するイエス・サウンドの第一歩が刻まれている。プログレッシヴ・ロックとしての無限の可能性を秘めた作品。 1971年作品。
「FRAGILE / こわれもの」
脱退したトニー・ケイに替わり、リック・ウェイクマンが加入した事により黄金のメンバー構成となった。 全9曲のうち、バンドとしての演奏が4曲、メンバーのソロが5曲という変則的な構成になっている。 シングル「ラウンドアバウト」も全米でヒットし、世界中にイエスの名を知らしめた記念碑的な作品。 1971年作品。
「CLOSE TO THE EDGE / 危機」
イエスの最高傑作。全3曲という大作指向、演奏技術の結晶、形而上的な歌詞など、プログレッシヴ・ロックを代表するコンセプト・アルバムとして今も聴き継がれている1枚。予約だけでゴールド・ディスクを獲得した、イエス最大のヒット作品。 ロジャー・ディーンによる美しいアートワークも話題となった。 1972年作品。
「Tales From Topographic Oceans / 海洋地形学の物語」
2枚組で全4曲という、イエスにとって最も壮大で、かつ最大の問題作となったアルバム。ジョン・アンダーソンが日本滞在中に読んだある4つの聖典からヒントを得たという、メッセージ色の強い思慮深い内容。黄金期のメンバーによる技術の粋をとことんまで聴かせる、イエス・シンフォニーの極致。 1974年作品。
「RELAYER / リレイヤー」
リック・ウェイクマンが脱退し、替わりにパトリック・モラーツが加入したことにより、フュージョン色を深め、ヘヴィで攻撃的なサウンドで占めた力作。「戦争と平和」、「悪と善」、「動と静」、そして「影と光」といった対照となるテーマを掲げながら、各メンバーの壮絶なバトルと構築美に溢れた傑作。 1974年作品。
【イエス アーティストページ】
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