フィル・コリンズが過去にコラボレーションを行ったアーティストとの楽曲を集めた、4枚組CDボックス・セット『プレイ・ウェル・ウィズ・アザーズ』が9月28日に海外リリース。
『いい人生を送ったねと人は言うかもね。自分は人生のほとんどでやりたいことをやっただけ。ただでやっていたのに、良いお金をもらったね。ドラムを叩くということだけどね。僕のヒーローたちと演奏してきた間に、ほとんどの人と親しい友達になった。この4枚のCDを聴けば、それらの瞬間が少しは分かるはず。これらの曲を集めることを許してくれたアーティスト達に感謝したい。そんなに簡単なことではないからね。』
・・・フィル・コリンズ
イギリスの最も重要なロック・バンドのメンバーであり、世界で最も成功した男性シンガーであるフィル・コリンズはいろいろなアーティストと常にコラボレーションを行ってきた。ドラム、ボーカル、ソング・ライティングなど、彼の才能は彼の音楽的なヒーローたちを助けてきた。
フィル・コリンズの59曲にも及ぶコラボレーションのハイライトが『プレイ・ウェル・ウィズ・アザーズ』という結晶になった。4枚組CDボックス・セットとデジタル・ダウンロードで9月28日に海外発売になる。
フィル・コリンズが初めて参加したバンドとして知られるフレイミング・ユースから、70年代の伝説のアーティストであるブランドX,ブライアン・イーノ、ロバート・フリップ、ジョン・ケイルとの曲や、スーパースターとなった80年代の楽曲、さらにクインシー・ジョーンズやトニー・ベネットとの共演まで収録している。
アルバム・タイトルは深い真実を含む、洒落の効いたプレゼントから取られている。フィル・コリンズがジェネシスのフロントマンになったとき、ジェネシスの専属ドラマーとなったチェスター・トンプソンがフィルに特別な誕生日プレゼントを贈った。それは高価なものではなく、ただのTシャツだった。そのTシャツの表には、ドラムのスティックを持って、どんなセッションにも顔を出し、彼が尊敬しているミュージシャンのために喜んでプロデュースを行うというフィル・コリンズの気持ちを象徴するスローガンが書かれていた。“プレイ・ウェル・ウィズ・アザーズ”と。
ジェネシスのプロデューサーだったジョン・アンソニーはフィル・コリンズを様々な音楽的な環境に適応するミュージシャンとして見ていた。フィル・コリンズは思い起こす「彼はいろんなレコードをプロデュースしていて、いいドラムを求めていたから、僕を使ってくれた。よく夜中にトライデント・スタジオに行って、ただ楽しんでプレイして、朝の6時か7時に家に帰ってきた。ただプレイして時折お金になるってことを楽しんでいた。お金のためではなかった、ただプレイするためだったんだ」。
ピーター・ガブリエルの3枚目のソロ・アルバムの仕事を通じて、エンジニアのヒュー・パジャムと、80年代のポップを席巻するゲート・リバーブのドラム・サウンドに偶然出会うことになる。それは、ピーター・ガブリエルの「イントルーダー」で初めて聞かれ、後にフィル・コリンズの象徴的なヒット曲「夜の囁き」のドラフ・フィルで使われることになる。
アルバム『夜の囁き』でソロとして成功をしてく中で、すでに成功しているアーティストから新たな何かを求められ、アダム・アント、エリック・クラプトン、ロバート・プラント、アバのフリーダなどを手助けして、彼らを新たなキャリアに導いた。
『プレイ・ウェル・ウィズ・アザーズ』には音楽の歴史の中の成功物語がとらえられている。そのために彼は様々なジャンルの、様々なミュージシャンからリスペクトを受けてきた。フィル・コリンズのトリビュート・アルバム『アーバン・リニューアル』に収録され、ここにも収録されたリル・キムの曲がそれを示す最もいい例だ。
【リリース】
アーティスト:フィル・コリンズ
アルバム・タイトル:プレイ・ウェル・ウィズ・アザーズ
発売日、価格など、国内盤の詳細は追って、以下のホームページで詳細を発表いたします。
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(DISC ONE: 1969 – 1982)
1. ‘Guide Me Orion’ – Flaming Youth
2. ‘Knights (Reprise)’ – Peter Banks
3. ‘Don’t You Feel It’ – Eugene Wallace
4. ‘I Can’t Remember, But Yes’ – Argent
5. ‘Over Fire Island’ – Brian Eno
6. ‘Savannah Woman’ – Tommy Bolin
7. ‘Pablo Picasso’ – John Cale
8. ‘Nuclear Burn’ – Brand X
9. ‘No-One Receiving’ – Brian Eno
10. ‘Home’ – Rod Argent
11. ‘M386’ – Brian Eno
12. ‘And So To F’ – Brand X
13. ‘North Star’ – Robert Fripp
14. ‘Sweet Little Mystery’ – John Martyn
15. ‘Intruder’ – Peter Gabriel
16. ‘I Know There’s Something Going On’ – Frida
17. ‘Pledge Pin’ – Robert Plant
18. ‘Lead Me To The Water’ – Gary Brooker
(DISC TWO: 1982 – 1991)
19. ‘In The Mood’ – Robert Plant
20. ‘Island Dreamer’ – Al Di Meola
21. ‘Puss ‘n’ Boots’ – Adam Ant
22. ‘Walking On The Chinese Wall’ – Philip Bailey
23. ‘Do They Know It’s Christmas (Feed The World)’ – Band Aid
24. ‘Just Like A Prisoner’ – Eric Clapton
25. ‘Because Of You’ – Philip Bailey
26. ‘Watching The World’ – Chaka Khan
27. ‘No One Is To Blame’ (Phil Collins version) – Howard Jones
28. ‘If Leaving Me Is Easy’ – The Isley Brothers
29. ‘Angry’ – Paul McCartney
30. ‘Loco In Acapulco’ – Four Tops
31. ‘Walking On Air’ – Stephen Bishop
32. ‘Hall Light’ – Stephen Bishop
33. ‘Woman In Chains’ – Tears For Fears
34. ‘Burn Down The Mission’ – Phil Collins
(DISC THREE: 1991 - 2011)
35. ‘No Son Of Mine’ – Genesis
36. ‘Could’ve Been Me’ – John Martyn
37. ‘Hero’ – David Crosby
38. ‘Ways To Cry’ – John Martyn
39. ‘I’ve Been Trying’ – Phil Collins
40. ‘Do Nothing ‘Till You Hear From Me’ – Quincy Jones
41. ‘Why Can’t It Wait Til Morning’ – Fourplay
42. ‘Suzanne’ – John Martyn
43. ‘Looking For An Angel’ – Laura Pausini
44. ‘Golden Slumbers / Carry That Weight / The End’ – George Martin
45. ‘In The Air Tonite’ – Lil’ Kim featuring Phil Collins
46. ‘Welcome’ – Phil Collins
47. ‘Can’t Turn Back The Years’ – John Martyn
(DISC FOUR: LIVE 1981 – 2002)
48. ‘In The Air Tonight’ (Live At The Secret Policeman’s Other Ball) – Phil Collins
49. ‘While My Guitar Gently Weeps’ – George Harrison
50. ‘You Win Again’ – The Bee Gees
51. ‘There’ll Be Some Changes Made’ – Phil Collins and Tony Bennett
52. ‘Stormy Weather’ – Phil Collins and Quincy Jones
53. ‘Chips And Salsa’ – The Phil Collins Big Band
54. ‘Birdland’ – Phil Collins with The Buddy Rich Big Band
55. ‘Pick Up The Pieces’ (Live At The Montreux Jazz Festival 1998) – The Phil Collins Big Band
56. ‘Layla’ (Live At Party At The Palace, 3 June 2002) – Eric Clapton
57. ‘Why’ (Live at Party At The Palace, 3 June 2002) – Annie Lennox
58. ‘Everything I Do (I Do It For You)’ (Live at Party At The Palace, 3 June 2002) – Bryan Adams
59. ‘With A Little Help From My Friends’ (Live at Party At The Palace, 3 June 2002) – Joe Cocker
【フィル・コリンズ アーティストページ】
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