道島塾長の”VIVA! 80's” -vol.25- /シェール
道島です。
今週は全編ABBAのカバー・アルバム『ダンシング・クイーン』をリリースしたばかりのシェールです。
みなさんは映画「マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー」はご覧になりましたでしょうか?私は家族と見に行ったんですが、とても楽しめました。
その映画でも、シェールはいい場面で出てきて、「悲しきフェルナンド」を歌います。存在感が半端ではないです。そして、この曲だけでなく、ABBAのヒット曲をすべてアルバム1枚 、シェールの歌で聴いてしまおうというのが、今作です。
あの大ヒット曲の数々をシェールが歌って、楽しめない訳がありません。おすすめの1枚です。 シェールは来年1/17から全米ツアーを行いますが、ツアーのタイトルが「the Here We Go Again tour」ですから、このアルバムからたくさん歌うことでしょう。
しかもこのツアーには、シックも参加するとのことで見てみたいですね。ちなみにシックのニュー・アルバムも傑作ですので、ぜひご一聴を。
シェールの面白い話が、フィル・コリンズの自伝に載っていました。
フィル・コリンズは85年のライヴ・エイドの際、ウェンブリー・スタジアムのパフォーマンスのあとに、コンコルドに乗って、フィラデルフィアに向かったのは、みなさんご存知だと思います。
なんとそのコンコルドの機上で、シェールに会ったそうです。ライヴ・エイドのことを全く知らないシェールはフィル・コリンズの話をきいて、私も出られるかしらとフィルに聞いたそうです。フィルはシェールにあなたは大スターだから、きっと関係者に言えば出られるだろうと言ったそうです。その後フィルは、フィラデルフィアのライヴで大変なことがいろいろあって、フィナーレの出演をことわり、ホテルへ向かったそうです。そして、ホテルに戻ってテレビのスイッチを付けると、シェールがフィナーレで「ウィ・アー・ザ・ワールド」を歌っていた。
もしかしたら、シェールは自分のパートを歌っていたかも。というような話が載っていました。さすがシェールですね。
私はシェールと少々縁がありまして、あの98年の大ヒット曲「ビリーヴ」の入ったアルバム『ビリーヴ』を担当していたんです。シェールのヒット曲はその時代で全く違いますので、ぜひ遡って聴いていただけたらと思います。
<シェール アーティスト・ページ>
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