リンキン・パーク、『ペイパーカッツ（シングルス・コレクション 2000-2023）』収録曲の思い出をメンバーが語る！【Part.3】
4月12日に日本盤が発売となるキャリア初のグレイテスト・ヒッツ『ペイパーカッツ（シングルス・コレクション 2000-2023）』のリリースまで、あと2週間！
アルバムに収録に未発表音源「フレンドリー・ファイヤー」🔥のアカペラとインストゥルメンタル・ヴァージョンのシングル集が配信となり、アルバム発売に向けて盛り上がりを見せています！
メンバーと一緒に、アルバムの予習をどうぞ😉
7. Bleed It Out
◆マイク・シノダ：
「Bleed It Out」は『Minutes To Midnight』の中でもお気に入りのトラックの一つだ。曲作りもすごく楽しかったし、プレイするのも楽しい。
フェニックス：これからパーティーの様子を録音するんだ。
◆ブラッド・デルソン：
リック(・ルービン)がこのアイディアを提案したんだ。「トラックをパーティー・ソングにしたらどうだろう？」って。
だからその通りにパーティーを開いた。
踊ったり、手拍子して、ただ楽しく過ごした。その様子をレコーディングして、歌にした。チェスター・ベニントン：まさにパーティーだ。
◆フェニックス：
「Bleed It Out」は4つ打ちビートで、楽曲に合わせて足踏みしたくなる。ライヴでの盛り上がりは別格だ。
◆マイク・シノダ：
オーディエンスもすごく盛り上がって、叫んで、一緒に歌ってくれる、そんな感じのトラックだね。「必ず盛り上がる楽曲だ」ってよく皆で冗談を言ってた。
◆フェニックス：
演奏を止めて、ギター・リフだけにしてもいいし、ヴォーカルだけにしてもいい。自分の好きなようにプレイできる楽曲で、何をしても上手くいく。
◆マイク・シノダ：
この楽曲は即興しやすい。毎回ただパーティーしてるようなもんさ。
📺Bleed It Out [Official Music Video]
8. Somewhere I Belong
◆ブラッド・デルソン：
あっと言う間に『Hybrid Theory』でデビューすることになって、プレッシャーを強く感じてた。『Meteora』はリリースまでにゆっくり準備できた。「Somewhere I Belong」はアルバムからのファースト・シングルで、良いスタートを切れた。
◆フェニックス：
元々の楽曲の出だしの部分は、ちょっと起伏がない感じで、ギターがしっくりこなかったから、マイクが(コードを)後ろから弾いてみたんだ。
マイク・シノダ：これはジョー・ハーン、マイク・シノダ、チェスター・ベニントンが作ったものだ。
◆フェニックス：
そしたら違う意味で興味をそそられて、楽曲の方向性となる土台作りをした。
◆マイク・シノダ：
「Somewhere I Belong」は俺たちの中だとちょっと悪名高い一曲で、30回以上もコーラスを書き直してるんだ。けど、好きでやったことだから納得してる。どんな曲にしたいのかビジョンも明確にあったし。
「チェスター、俺たち今日は何をした？」
チェスター：「今日は、俺たち曲を書き直した。97回目のね！」
📺Somewhere I Belong (Official Music Video) [4K UPGRADE]
9. Waiting for the End
◆マイク・シノダ：
「Waiting for the End」は、おそらくこれまでに俺の作った曲の中でお気に入りの1曲だ。
スタジオで作業中にチェスターが入ってきて、俺は何かメロディックなものを足す必要性を感じていた。彼は携帯電話を取り出し、自分の作った物をスワイプしながら、ヴォーカル取りを開始した。
チェスター：WAITING FOR THE END TO COME（♪）
◆マイク・シノダ：
(チェスターのヴォーカルを聴いて)「うわあ、これは、すげぇ！」って、思わず言ったよ。
俺たちのそれまでの曲とは大きく異なり、信じられないほど素晴らしいものだった。
チェスター：HOLDING ON TO WHAT I HAVEN’T（♪）
楽曲がしっくり来て、偶然にも、まとまりのない曲から、信じられないほど素晴らしい曲へと変化したんだ。
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