道島塾長の”VIVA! 80's” -vol.27- /プリンス録音術

道島です。

今週は『プリンス録音術』という新刊のお話です。 

翻訳者の押野素子さんとは、今年の4月に二人でミネアポリスに追悼イベントに行きまして、 そのときに訳がまだまだ全然終わらないと言っておりましたが、ようやく完成いたしました。おめでとうございます。 

この本のキャッチは「プリンスのレコーディング風景に迫った、待望の1冊がついに刊行!!!カリスマ的で派手なパフォーマンスで知られるプリンスですが、けっして長くはなかった人生のほとんどは、 レコーディングスタジオの中で過ぎていったことを知っていますか?」 

というものですが、本当にその通りの内容で、びっくりしました。 デビュー・アルバムから、93年の『ラヴ・シンボル』まで、チャプターごとに、当時の関係者のインタビューを中心に書かれており、読みやすく、大変充実した内容です。 

噂には聞いておりましたが、こうやってさまざまな逸話を目にしますと、いかにプリンスが音楽に全身全霊を捧げていたかがわかります。

ネタばれになりますので、抜粋は避けますが、特に技術的なことに明るくない私も、リン・ドラムの話など、プリンスのサウンドの秘密がよくわかりました。

曲作りから、歌入れも含めたレコーディング、そしてミックスして、楽曲が完成するまで通しで行うというプリンスのスタイル。驚きの連続です。

読んだ後に、アルバムを聴き直せば、また新たな発見があるはずです。 


プリンス録音術(著者はジェイク・ブラウン)  

発行元:DU BOOKS

DU BOOKS: プリンス録音術 - エンジニア、バンド・メンバーが語るレコーディング・スタジオのプリンス / ジェイク・ブラウン

マイページログイン/新規登録 5,000円(税込)以上買うと送料無料! 新品でも中古品でもOK! 店舗情報トップ現在のカートの中身5,000円(税込)以上買うと送料無料! 新品でも中古品でもOK! カートの詳細を見る メニュー検索カート マイページログイン/新規登録 現在のカートの中身5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK! カートの詳細を見る 音楽ジェイク・ブラウンエンジニア、バンド・メンバーが語るレコーディング・スタジオのプリンスLINEジェイク・ブラウン ジェイク・ブラウン(Jake Brown) 音楽評論家、作家。ベルサイユ・レコードの社長にして、ブラック・ミュージックに精通する音楽ライターでもある。ヒップホップ界のスターたちを数多く描き、発売された本は全米でベストセラー。 ジェイク・ブラウンエンジニア、バンド・メンバーが語るレコーディング・スタジオのプリンス 2,500円(本体価格/税別) ※ 5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!カートに商品が追加されました。 カートを見る LINE スタジオでのプリンスを知ることは、彼の人生を知ることだ。ゴシップなし、憶測なし。本人、バンド・メンバー、エンジニアが語るレコーディングの内幕。『Prince in the Studio: The Stories Behind the Hits1977-1994』の翻訳書。 プリンスのレコーディングに的を絞った唯一の本。自身については何も語らないプリンスが、どんな機材で、どんなレコーディングをしたかを、エンジニアなど関係者の発言を中心にまとめた1冊。「頭の中で常に鳴っている音楽をレコーディングし、形にしていくこと」がプ

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