フェイセズがBBCに残した多数の未発表音源を収めた豪華9枚組ボックス・セット『コンプリートBBCコンサート&セッション・レコーディングス 1970-1973』の日本盤が、9月25日発売決定!

ブリティッシュ・ロックの至宝、フェイセズがBBCに残した多数の未発表音源を含む貴重な音源と映像を8枚のCDとBlu-rayに収めた豪華9枚組ボックス・セット『コンプリートBBCコンサート&セッション・レコーディングス 1970-1973』の日本盤が、9月25日発売決定!


ブリティッシュ・ロックの至宝、フェイセズが1970年から1973年の間に残したBBCコンサート音源や現存するスタジオ・セッションの全てを網羅した8枚組CD+Blu-rayからなる豪華9枚組ボックス・セット、『コンプリートBBCコンサート&セッション・レコーディングス 1970-1973』がリリースされることとなった。収録曲全体の大半を占める数多くの貴重な未発表音源を収録するこの新たなコレクションは、メンバーのロッド・スチュワート、ロニー・ウッド、ケニー・ジョーンズの全面的な参加によって最新リマスターが施された。


これまでフェイセズは、レコード・ストア・デイ対象作品として発表した2枚の作品で、伝説的なBBCでの収録音源を世に披露してきたのだが、今回、レコード・ストア・デイ用作品で披露した音源を含む、現存する彼らの貴重なBBCコンサート音源やBBCセッション音源などをまとめ上げた豪華版作品として登場するこの『コンプリート・BBC・コンサート&セッション・レコーディングス・1970-1973』が、輸入盤国内仕様の完全生産限定国内盤として9月25日にリリースされることが決定した(輸入盤は9月6日発売予定)。ブルーレイには、1972年4月に「サウンズ・フォー・サタデー」に出演したフェイセズの映像を新たに復元したものが収録されており、このコンサートでは、「ボースタル・ボーイズ」の最高潮に達したパフォーマンスが披露され、世代を超えてインスピレーションを与え続けるロックンロールの威勢の良さと喜びに満ちた精神を放つ彼らの姿を堪能できる作品となっている。





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今作には、現存するバンド・メンバーからの新しい解説と、ロニー・レイン、イアン・マクラガン、そして伝説的なBBCラジオ・パーソナリティのジョン・ピールからのアーカイヴ引用が掲載された48ページのブックレットが含まれており、これまでに見たことのない多くの写真を惜しみなく掲載したこのブックレットで、FacesのBBCでのすべてのセッション、コンサート、放送について詳しく説明されている。またこのブックレットには、BBCのアナウンサー、ゲイリー・クロウリーによる詳細なライナーノーツも掲載されており、その中には、フェイセズのBBCコンサート出演のすべてをプロデュースしたジェフ・グリフィンへの新しいインタビューも含まれている 。


一度は失われてしまったと思われていたこの貴重なBBCレコーディング音源は、フェイセズ自身のアーカイヴや個人所有のコレクションの中から発見されたものだ。補足として、実は3曲を披露した1回のBBCセッション音源のみが現在も失われたままとなっているのだが、それ以外のコンサート&セッション音源は、今作で全て網羅されていることになる。レア音源としては、1971年5月31日にパリ・シネマ・コンサートで行われたパフォーマンスのステレオ・ミックス音源(実際の放送時にはモノ・ミックスが使われていた)や、1973年2月に収録されていながら、騒々しい観客に対してバンドがステージ上から言った軽い冗談にBBCが懸念を感じたため実際に放送されなかった音源などが上げられる。


フェイセズのBBC出演は、今日でもファンに愛されている。しかし、もしかすると彼らのBBC出演が行われなかった可能性もあったことを考えると、非常にショッキングだ。BBCは当初、彼らが放送に値するほど「真剣」なバンドではないとして出演を却下したが、ジョン・ピールはバンドを擁護し、1970年3月9日のBBCでの初セッションの実現のために多くの手助けをしたのだ。


ライナーノーツで、バンドはピールの役割を感謝の気持ちで受け止めている。ロッド・スチュワートは「ジョン・ピールがいなかったら、フェイセズはブレイクしなかっただろう」とコメントしており。ロニー・ウッドは「彼はフェイセズに最初のブレイクするきっかけを与えてくれた」と続けている。そして、ケニー・ジョーンズは「ジョン・ピールは、イギリスのマスコミや彼のショーで、フェイセズを大いに助けてくれた」と語っている。


『コンプリートBBCコンサート&セッション・レコーディングス 1970-1973』は、バンドの結成と急成長を捉えた作品だ。強烈なクリエイティヴィティがみなぎる時期にある彼らを窺うことができるコレクションであり、この時期にフェイセズの4枚のスタジオ・アルバムが生まれ(『ファースト・ステップ』、『ロング・プレイヤー』、『馬の耳に念仏(原題:A Nod Is as Good as a Wink...To a Blind Horse)』、『ウー・ラ・ラ』)、そしてスチュワートがバンドのほとんどのメンバーと録音したソロ・アルバム(『ガソリン・アレイ』、『エヴリ・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー』、『ネヴァー・ア・ダル・モーメント』、『スマイラー』)がリリースされた。


『コンプリートBBCコンサート&セッション・レコーディングス 1970-1973』には、「バッド・アンド・ルーイン」、「リアル・グッド・タイム」、「ジュディズ・ファーム」、「ひどいもんだよ」、そしてアメリカでゴールド認定シングル、イギリスでトップ10入りした「ステイ・ウィズ・ミー」など、ファンのお気に入りの曲のライヴ・バージョンが収録されている。「(アイ・ノウ)アイム・ルージング・ユー」や全米No.1ヒット「マギー・メイ」など、スチュワートのソロ曲もいくつか演奏された。


コレクションを締めくくるのは、ジョン・ピールのクリスマス・キャロル・コンサートだ。もともと1970年のボクシング・デーに放送されたこのユニークなホリデー・パフォーマンスは、ロッドが歌う「アウェイ・イン・ア・マンガー」や、フェイセズと彼らのローディー、ジョン・ピール、そしてT-レックスのマーク・ボランなどを含む合唱団が歌うクリスマス・キャロル・メドレーをフィーチャーしている。




【リリース情報】

『コンプリートBBCコンサート&セッション・レコーディングス 1970-1973』

<国内盤>2024年9月25日発売
WPZR-31020/8
税込価格:22,000円
《完全生産限定》《輸入盤国内仕様》《封入特典予定》《未発表音源多数収録》
英文ライナーノーツ翻訳・日本盤独自ライナーノーツ・歌詞・対訳付
8CD/BD

<輸入盤>2024年9月6日発売

<デジタル配信> 2024年9月6日配信開始


<アルバム『コンプリートBBCコンサート&セッション・レコーディングス 1970-1973』収録曲>

(Disc One)
John Peel’s Sunday Concert (Broadcast July 5, 1970)
01.ユーア・マイ・ガール / “You’re My Girl (I Don’t Want To Discuss It)” *
02.ウィキッド・メッセンジャー / “Wicked Messenger” *
03.デヴォーション / “Devotion” *
04.イッツ・オール・オーヴァー・ナウ / “It’s All Over Now” *
05.フィール・ソー・グッド / “I Feel So Good” *
John Peel’s Sunday Concert (Broadcast November 29, 1970)
06.カントリー・コンフォート / “Country Comfort”
07.ユーア・マイ・ガール / “You’re My Girl (I Don’t Want To Discuss It)”
08.トゥー・マッチ・ウーマン / ストリート・ファイティング・マン / “Too Much Woman (For A Henpecked Man) / Street Fighting Man”
09.恋することのもどかしさ / “Maybe I’m Amazed”
10.アラウンド・ザ・プリンス / カントリー・ホンク / ガソリン・アレイ / “Around The Plynth / Country Honk / Gasoline Alley”


(Disc Two)
John Peel’s Sunday Concert (Broadcast May 23, 1971)
01.ユーア・マイ・ガール / “You’re My Girl (I Don’t Want To Discuss It)” *
02.カット・アクロス・ショーティー / “Cut Across Shorty”
03.むなしい恋 / “Love In Vain”
04.バッド・アンド・ルーイン / “Bad ’n’ Ruin” *
05.イッツ・オール・オーヴァー・ナウ / “It’s All Over Now” *
06.リアル・グッド・タイム / “Had Me A Real Good Time” *
07.アイム・ルージング・ユー / “(I Know) I’m Losing You” *
08.フィール・ソー・グッド / “I Feel So Good” *


(Disc Three)
Sounds For Saturday (Broadcast April 1, 1972)
01.3つのボタン / “Three Button Hand Me Down” *
02.恋することのもどかしさ / “Maybe I’m Amazed”
03.トゥー・マッチ・ウーマン / ストリート・ファイティング・マン / “Too Much Woman (For A Henpecked Man) / Street Fighting Man” *
04.ジュディズ・ファーム / “Miss Judy’s Farm”
05.むなしい恋 / “Love In Vain” *
06.ステイ・ウィズ・ミー / “Stay With Me”
07.アイム・ルージング・ユー / “(I Know) I’m Losing You”


(Disc Four)
John Peel’s Sunday Concert (Broadcast February 26, 1972)
01.イントロ / ユーア・マイ・ガール / Intro / “You’re My Girl (I Don’t Want To Discuss It)” *
02. 3つのボタン / “Three Button Hand Me Down” *
03.ジュディズ・ファーム / “Miss Judy’s Farm” *
04.メンフィス、テネシー / “Memphis, Tennessee” *
05.ギヴ・ミー・ザ・ムーンライト / “Give Me The Moonlight” *
06.ひどいもんだよ / “Too Bad” *
07.ラスト・オーダー・プリーズ / “Last Orders Please” *
08.デヴォーション / “Devotion” *
09.ザッツ・オール・ユー・ニード / カントリー・ホンク / ガソリン・アレイ / “That’s All You Need / Country Honk / Gasoline Alley” *
10.アイム・ルージング・ユー / “(I Know) I’m Losing You” *
11.ステイ・ウィズ・ミー / “Stay With Me” *
12.リアル・グッド・タイム / “Had Me A Real Good Time” *
13.アンダーニース・ザ・アーチーズ / “Underneath The Arches” *
14.エヴリ・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー / “Every Picture Tells A Story” *


(Disc Five)
In Concert (Recorded February 8, 1973) not originally broadcast
01.シリコン・グロウン / “Silicone Grown” *
02.いとしのシンディ / “Cindy Incidentally” *
03.エンジェル / “Angel” *
04.メンフィス、テネシー / “Memphis, Tennessee” *
05.トゥルー・ブルー / “True Blue” *
06.アイド・ラザー・ゴー・ブラインド / “I’d Rather Go Blind” *
07.ユーア・マイ・ガール / “You’re My Girl (I Don’t Want To Discuss It)” *
08.トゥイスティン・ザ・ナイト・アウェイ / “Twistin’ The Night Away” *
09.イッツ・オール・オーヴァー・ナウ / “It’s All Over Now” *
10.ジュディズ・ファーム / “Miss Judy’s Farm” *
11.恋することのもどかしさ / “Maybe I’m Amazed” *
12.3つのボタン / “Three Button Hand Me Down” *
13.アイム・ルージング・ユー / “(I Know) I’m Losing You” *


(Disc Six)
In Concert (Broadcast April 21, 1973)
01.シリコン・グロウン / “Silicone Grown” *
02.いとしのシンディ / “Cindy Incidentally” *
03.メンフィス、テネシー / “Memphis, Tennessee” *
04.イフ・アイム・オン・ザ・レイト・サイド / “If I’m On The Late Side” *
05.俺のせいだ / “My Fault” *
06.ザ・スティーラー / “The Stealer”
07.ボースタル・ボーイズ / “Borstal Boys”
08.エンジェル / “Angel”
09.ステイ・ウィズ・ミー / “Stay With Me”
10.トゥルー・ブルー / “True Blue”
12.トゥイスティン・ザ・ナイト・アウェイ / “Twistin’ The Night Away” *
13.ジュディズ・ファーム / “Miss Judy’s Farm”
14.ジェラス・ガイ / “Jealous Guy”
15.ひどいもんだよ / “Too Bad”


(Disc Seven)
Top Gear (Broadcast March 28, 1970)
01.ウィキッド・メッセンジャー / “Wicked Messenger” *
02.デヴォーション / “Devotion”
03.シェイク、シャダー / “Shake, Shudder, Shiver”
04.パイナップル&ザ・モンキー / “Pineapple And The Monkey” *
Dave Lee Travis (Broadcast March 15, 1970)
05.3つのボタン / “Three Button Hand Me Down” *
06.フライング / “Flying”
07.ウィキッド・メッセンジャー / “Wicked Messenger” *
Top Gear (Broadcast September 19, 1970)
08.リアル・グッド・タイム / “Had Me A Real Good Time” *
09.アラウンド・ザ・プリンス / ガソリン・アレイ / “Around The Plyth / Gasoline Alley”
10.カントリー・コンフォート / “Country Comfort” *
Top Gear: John Peel’s Christmas Carol Concert (Broadcast December 26, 1970)
11.アウェイ・イン・ア・マンガー / “Away In A Manger” – Rod Stewart *
12.ゴッド・レスト・イェ・メリー、ジェントルメン / ウェンセスラスはよい王様 / きよしこの夜 / 神の御子は今宵しも / “God Rest Ye Merry Gentlemen / Good King Wenceslas / Silent Night / O Come All Ye Faithful” – Faces & Choir *


(Disc Eight)
Sounds Of The Seventies (Broadcast May 3, 1971)
01.リアル・グッド・タイム / “Had Me A Real Good Time” *
02.むなしい恋 / “Love In Vain” *
03.オー・ロード・アイム・ブラウンド・オフ / “Oh Lord I’m Browned Off” *
04.恋することのもどかしさ / “Maybe I’m Amazed” *
Top Gear (Broadcast October 6, 1971)
05.ステイ・ウィズ・ミー / “Stay With Me”
06.ジュディズ・ファーム / “Miss Judy’s Farm”
07.マギー・メイ / “Maggie May”


(Blu-ray)
Sounds For Saturday (Broadcast April 1, 1972)
01.3つのボタン / “Three Button Hand Me Down” *
02.恋することのもどかしさ / “Maybe I’m Amazed”
03.トゥー・マッチ・ウーマン / ストリート・ファイティング・マン / “Too Much Woman (For A Henpecked Man) / Street Fighting Man” *
04.ジュディズ・ファーム / “Miss Judy’s Farm”
05.むなしい恋 / “Love In Vain” *
06.ステイ・ウィズ・ミー / “Stay With Me”
07.アイム・ルージング・ユー / “(I Know) I’m Losing You”

*Previously Unreleased


【ミニ・バイオ】

1965年、スティーヴ・マリオットが中心となって、前身となるスモール・フェイセズを結成。R&Bをベースにしたサウンドで人気を集めたが、69年にマリオットが脱退。後任として後にザ・ローリング・ストーンズに加入するロン・ウッド(g)と、ロッド・スチュワート(vo)を迎え、バンド名も「フェイセズ」に改める。70年に『ファースト・ステップ』でデビューし、ロンとロッドがロニー・レイン(b)、ケニー・ジョーンズ(ds)、イアン・マクレガン(key)と共に醸し出す華やかでブルージーなロックンロール・バンドにシフトし、確固たる地位を築いた。翌71年に発表したシングル「ステイ・ウィズ・ミー」が全英で大ヒットを記録したが、ロニー・レインが脱退。73年、フリーに参加していた日本人ベーシストの山内テツを迎えて活動を続けたが、75年に解散した。


【関連リンク】
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