道島塾長の”VIVA! 80's” -vol.30- /ヨット・ロック

道島です。

今週は遂に発売となりましたヨット・ロック本、『ヨット・ロック AOR、西海岸サウンド黄金時代を支えたミュージシャンたち』を取り上げます。

このブログでも取り上げてきましたが、日本ではAORという名前でなじんでいる音楽ですが、今アメリカでは、新しいジャンル“ヨット・ロック”として定着しています。確かにこの言葉、多少このような音楽を揶揄するニュアンスがあるのですが、堅苦しく考えず、素晴らしい楽曲を再発見するうえで、意味がある動きとしてポジティブにとらえていきたいです。


実は、昨年The Yacht Rock Bookというタイトルの原書が出まして、それを興味深く読んでいたのですが、なんとこの翻訳本がDU BOOKSより発売されることになりまして、それが冒頭にあげたタイトルの、日本初のヨット・ロック本なのでございます。

この本の面白さは、この本が実際に楽曲を書き、演奏してきたミュージシャン本人達の言葉で語られていることです。クリストファー・クロス、ロビー・デュプリー、ジョン・オーツ、ドン・フェルダーなどなど、彼ら自身の口から楽曲の秘話が語られます。ネタばれになるので、ここではその内容までは触れませんが、70年代から80年代のポップスが好きな方には、確実に楽しんでいただける内容です。

そして、この本の編集を手掛けているDU BOOKSの稲葉さんと、意気投合しまして、日本初のヨット・ロックのコンピレーションCD、しかも2枚組!を連動企画として、一足遅れて、4/24にリリースすることになりました。

CDの内容はまた詳しく今度触れたいと思います。



「ディス・イズ・ヨット・ロック」

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