【週末はおうちで音楽】Rachael & Vilray ~ 心地よいジャズ・ヴォーカルはいかが?

風薫る五月、お家で過ごす週末に心地よいジャズ・ヴォーカルはいかがでしょうか?

今回ご紹介するのは、昨年秋に発売されて以来、じわじわと人気を集めている、ヴォーカル&ギターのデュオ、レイチェル&ヴィルレイによるセルフ・タイトルのデビュー・アルバム。

ヴォーカルのレイチェルは、歌って良し、演奏して良し、コーラスも良し、ボーダーレスでノンジャンルなマルチ・ミュージシャン集団“レイク・ストリート・ダイヴ”のメンバー。そしてギターのヴィルレイは、ソロ・アーティストとして活躍していたヴォーカル&ギタリスト。ニューイングランド音楽院の生徒時代にバンド活動を通じて知り合った友人同士からなるデュオです。

1930年代から1940年代の古き良き時代のトラディッショナルなジャズに心奪われたという共通点を持つ二人が奏でるのは、ノスタルジックなようでタイムレスなジャズ・ヴォーカル・ナンバー。ブルックリンのライヴハウスで古き良き時代のジャズ・ナンバーを演奏していたヴィルレイのステージを観に行ったレイチェルが、次に一緒に歌わせてもらえないかと聞いたところから始まったというこのプロジェクト。マニアックなジャズ・ナンバーのカヴァーにヴィルレイが自分自身のオリジナル曲を混ぜたところから、ゆっくりと時間をかけて1枚のアルバムへと繋がっていきました。その間、二人はツアーやライヴを幾度も行い、自分たちのレパートリーの”理想形“を探求していったそう。

「色々と音的探求が必要だと気付いたの、ここにある曲がどんな風に聴こえるべきか、それをちゃんと考えるべきだとね。ツアーを何回かやって、色々なスタイルやテンポで演奏して、観客の反応を見た後に考えた方がよっぽどいい形になると思ったの。とても大事なプロセスになった」アルバムについてそうレイチェルは語っています。

ワインのようにゆっくりと熟成されて完成した、心地よいジャズ・サウンド。ぜひ聴いてみてください。

https://wmg.jp/rachael-vilray/discography/22677/

YouTubeの再生リストはコチラから。

Warner Music Life

輸入盤CD・紙ジャケ・再発カタログ情報を中心としたワーナーミュージック・ジャパン運営の大人向け洋楽ポータルサイト

0コメント

  • 1000 / 1000