道島塾長の”VIVA! 80's” -vol.6- / ナイル・ロジャース
道島です。今週は9/20(水)にChicとして日本武道館公演を行うナイル・ロジャースを取り上げます。
ナイル・ロジャースと言えばバーナード・エドワーズ、トニー・トンプソンともに、70年代後半に、ディスコ・シーンの代表的なバンドとして、「おしゃれフリーク」などのヒットを連発しました。「おしゃれフリーク」は私のワーナー洋楽宣伝時代のボス、内田さんが当時ご担当されていて、邦題をつけたと聞いております。
ディスコ・プロモーション全盛時代のお話しです。私も入社した直後、アルバム『Chic-ism』のプロモーションで来日したナイル・ロジャースとバーナード・エドワーズに、ジュリアナ東京(懐かしい!)で、お会いしたことがあります。
さて、ナイル・ロジャースは自伝を発表していまして、実はこれはネタの宝庫ともいえる素晴らしい内容です。特に『レッツ・ダンス』をプロデュースした際のデイヴィッド・ボウイに関して、そして『ライク・ア・ヴァージン』をプロデュースした際のマドンナに多くのページがさかれていて、エイティーズ・ファンは必読です。
今回一緒に来日公演を行うデュラン・デュランに関しては、サイモン・ル・ボンがオーストラリアのパーティーで、ナイルがプロデュースしたINXSの「オリジナル・シン」を聴いたことから、「ザ・リフレックス」のリミックスをナイルがすることになったと書かれています。その後、そのリミックスをアメリカの所属レーベルは気に入らなかったものの、結果的には彼ら初の全米No.1となり、その関係は「ワイルド・ボーイズ」やアルバム『ノトーリアス』のプロデュースへとつながります。また最新アルバム『ペイパー・ゴッズ』のシングル「プレッシャー・オフ」でも2組はタッグを組んでいます。
¥2,200+税/WPCR-16696
ナイル・ロジャースはDisc1がChicのベスト選曲、Disc2 が彼のプロデュースを手掛けたアーティスト達のヒット曲という2枚組CD『エヴリバディ・ダンス!』を2011年にリリースしていて、これはおすすめの作品です。
¥3,314+税/WPCR-14103/4
そして、いよいよ来週に迫ったデュラン・デュラン来日公演に向けて、来日記念盤『ザ・シングルズ81-85』も発売となりました。9年ぶりの来日公演日程は以下の通り。東京公演のチケットはまだ少々あるようです。お見逃しなく。
<東京公演> 9月20 日(水)日本武道館
日本武道館公演にはCHIC feat. ナイル・ロジャースの出演決定!
<大阪公演> 9 月22 日(金)オリックス劇場
¥3,611+税/WPCR-17810/2
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