「ラッキー」コメントビデオ日本語訳:コルビーが書いたヴァースを聴いて、僕は泣いてしまったんだ。

2月11日に初めてのラヴ・ソング集「ラララ・ラヴ・ソングス」をリリースしたジェイソン・ムラーズ。今回はグラミー「最優秀ポップコラボレーション賞」を受賞した名曲、「ラッキー」について語ってくれました。

「ラッキー」を書いた週は、同時にコルビー・キャレイの音楽に出会って、「バブリー」や「カプリ」や、彼女の初期の曲がとても気に入った時期でもあったんだ。

それで、「おぉ、このヴァイヴは僕の曲と似てる、僕たちは同じようなビーチコミュニティーにいるんだ」って思った。彼女ならコラボしてくれるかなって思って、マネージャーにその話をした。

そうしたらコルビー・キャレイの電話番号をゲット出来て、電話で話せたんだ。

その電話で、「コラボできたらいいね。アイデアがあるんだ」って伝えたら、彼女は「いいね、送って」って言ってくれたんだ。

で、電話を切った僕は、「なんてこった、どうしたらいいのかわからない」と言っていたよ。

でもね、最初のヴァースとコーラスは思いついたんだ。

♪ Do you hear me talking to you
across the water, across the deep blue

この曲は、言ってみれば、口を衝いて出た言葉で出来たようなものなんだ。
毎週曲を書いているからね、最初の直感に従うことを自分に許しているんだよ。

「I'm lucky I'm in love with my best friend」このフレーズを口にした瞬間、「ラッキー」というタイトルが決まり、あとはそれを使って遊べばいいと思ったんだ。

それで、このヴァースとコーラスをコルビー・キャレイに送って、僕はすごく興奮していたんだけど、彼女からは何の連絡もなかった(笑)

レコード制作の途中で少し休んでいたとき、コルビー・キャレイが僕のいる街にライヴに来たんだ。

ついに彼女に会って、挨拶して、僕が送った曲がどうだったか知ることができるかも、って思った。

バックステージに行くと、誰も僕が送った曲のことについて触れないんだ。
で、帰り際に、「そういえば、僕が送った曲はどうなったかな?」って聞いてみた。
彼女は「そうそう、そうよね。私のギタリストのティム・フェイガンを紹介させて。彼とは実際に一緒に作業しているの」って言うから、僕は「これはすごいぞ」って思った。

それで彼女たちが曲を演奏し始めたら、僕のヴァースとコーラスが聞こえてきて、さらにコルビーが書いた彼女のヴァース、そしてブリッジと続いていったんだよ。
それはティムとコルビーが作っていたものだったんだ。

♪ They don't know how long it takes.

それを聴いて僕は楽屋にいるのに、涙が出てきた。
シャイになって、僕はただそこに座って、その気持ちをまとめようとした。
それで僕はスタジオに戻った。そして楽屋でのデモを演奏したんだ。それが僕ら3人がたどり着いたものだった。そうして僕は、彼女のためのスペースを残して、トラック全体を組み立てたんだ。

レコーディングの最後の最後、ミキシングの直前に、コルビーと僕はLAに集まって、一緒にボーカルを録音した。

そして、同じようにミュージック・ビデオも作ったんだ。

彼女がビデオを作るのと同じ監督と僕もビデオを撮っていたから、ビデオ撮影の時に、その監督と一緒に他のコンテンツを収録する時間を少し増やして、その素材を監督が編集して、僕らのミュージック・ビデオを作ったんだ。


毎晩歌っている曲だよ。
コルビーのショーで毎晩歌ってる曲だ。
ティム・フェイガンのショーでも歌われる。

コルビー・キャレイとティム・フェイガンが、僕のささやかなアイデアにのってくれて、美しいデュエットに仕上げてくれたことに、僕はとても感謝しているよ。 


Lucky (feat. Colbie Caillat) ミュージックビデオ

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