チャート1位を獲得するなど、話題のコンピレーション・アルバム「トミー・リピューマ・ワークス」のデジタル・エディションが、彼の命日となる本日3月13日配信開始。
Photo: Steven Balogh
2017年3月13日に逝去した、アメリカの音楽界だけでなく、日本のポップス・ミュージック・シーンにも多大な影響を与え、AOR、シティ・ミュージックの先駆者である名プロデューサー、トミー・リピューマ。グラミー賞に33度ノミネートされ、5度受賞。彼のプロデュースしたアルバムは7,500万枚以上の売り上げを記録している。
2/27にリリースとなったCD3枚組、トミー・リピューマ・ワークスは、サウンドスキャンのジャズ・チャートやAmazonのフュージョン・チャートで1位を獲得するなど、大きな話題となっています。
そして、本日より、Warner Bros., Elektraというワーナーミュージック・グループのレーベルから、彼が手掛けた代表的な29曲
を集めたTommy LiPuma Works (Warner Edition)がデジタル配信となります。彼が手掛けたクオリティの高い楽曲の数々を手軽にダウンロードやストリーミングで楽しむことが出来ます。
このアルバムを監修した未亡人のジル・リピューマ氏は、CDの序文で、以下のように語っています。
「トミーにとっては、クオリティがすべてだった。アーティストのクオリティ、曲のクオリティ、プロダクションのクオリティが。一時的な流行なんてひとつもなかった。もちろん私には偏見があるけれど、彼の見事な作品群が何よりの証拠になっていると思う。どうぞくつろいで、私が長年楽しんできたもの――才能に溢れながらも驚くほど謙虚で、自分の技を極めた男が遺した美しい作品を、存分に楽しんでください」
なお、3/15発売のレコード・コレクターズ誌、3/29発売のAOR AGE誌でも、トミー・リピューマを追悼する大特集が決定している。
『トミー・リピューマ・ワークス』トレーラー映像
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