道島塾長の”VIVA! 80's” -vol.31- /ヨット・ロック(2)

道島です。

今回は遂に完成した日本初のヨット・ロック・コンピレーションCD、ディス・イズ・ヨット・ロックについて、書きたいと思います。一足先に発売になった書籍も好評のようですが、連動リリースのこの2枚組CDは、今年の10連休の直前の4/24に発売となります。

海外旅行に出ずとも、このコンピさえあれば、10連休はリゾート気分に浸れます(笑)。 

ヨット・ロックの良さは、日本で言うAORより幅広い音楽をピックアップできること。

そのため、DISC 1はワーナー・グループ王道のウエスト・コースト名曲集といった趣で、 クリストファー・クロスの「セイリング」を除くと、AOR的な曲はあまりありません。 


そしてDISC 2はかなり、変化の波の中、ヨットの旅は続きます。

解説者の中田利樹さんに選曲いただいた、私も知らなかった3曲は聴きどころです。まず世界初CD化の2曲。中田さんがCD化を熱望していたアンブロージア「アウトサイド」、そしてマイケル・マクドナルドの妹、モーリーン・マクドナルド「トワイス・アポン・ア・タイム」はレアです。


そして、国内初CD化となり、個人的にとても気に入っている、これぞヨット・ロックという1曲が、スティーヴン・ビショップ「ワン・ラヴ」です。

84年の映画「殺したいほど愛されて」の主題歌で、シングルのみで発売されていました。 

ウェブ番組「ヨット・ロック」を制作していた、JDリズナー達が今「Beyond Yacht Rock」というポッドキャストでやっているように、ヨット・ロックの最大の喜びは、ヨット・ロックの名曲や名演奏を発掘することです。きっと新たな出会いがあると思いますので、ディス・イズ・ヨット・ロックをお聴きいただけたらと思います。

次回はポッドキャスト「Beyond Yacht Rock」について、書いてみたいと思います。 



「ディス・イズ・ヨット・ロック」(2019.04.24 発売 ¥3,000+税/WPCR-18190/1)

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